ニキビ治療は皮膚科で

ニキビ治療にはこれ

ニキビ治療には皮膚科でもケミカルピーリングやトレチノイン治療などが行われています。

しかし、ニキビ治療にはまず皮膚科を受診することが基本となります。

ただし、ニキビ治療について勉強不足の皮膚科もいるのが現状です。

まず、ニキビ治療を受けるにはいい皮膚科かどうかを見分ける必要がありますので、参考にしてください。

@抗生物質やイオウローションを出して終わり

ニキビ治療について情報が乏しい皮膚科ですね。何度通っても完治はほど遠いでしょうから、すぐ他の皮膚科に行きましょう。


Aニキビ治療についての情報はそこそこあり、問診も丁寧。漢方薬治療なども薦めてくれる

漢方薬でのニキビ治療のための体質改善は時間がかかりますが、保険が効く漢方薬の治療は安いし、自分にあった漢方薬を処方してくれる皮膚科なら良いでしょう。

皮膚科の片隅に漢方薬治療の終了証などがあればさらに良いです。

Bニキビ治療についての勉強がかなりあり、初めての問診でも色々聞いてくれて好印象、でもすぐ高いメディカルエステを薦められた挙句、高いドクターズコスメまで買わなくてはいけない

メディカルエステやドクターズコスメを断った途端、冷たい態度を取られた場合は通うのを止めましょう。

足を運んでも次回からは2〜3分の診察で終わりというパターンが多いです。

Cニキビ治療についての勉強もあり、口コミなどの評判も良く、すぐにディカルエステなども薦められないし、ドクターズコスメも安い方

一番良いパターンですが、「半端じゃなく混んでいる」という点が難点です。

人気の皮膚科になると、予約が2〜3ヶ月待ちというのもあるくらいです。

ニキビ治療の種類>

ニキビ治療その1「ビタミンC誘導体」

現在のところ、ニキビはアクネ菌と活性酸素の二つが共同して引き起こすという説が有力視されています。

アクネ菌は、どんな人の皮膚にも存在するものです。

アクネ菌の分泌するコプロポルフィリンという物質に紫外線が当たると、活性酸素がつくられ、毛穴に詰まった皮脂を酸化して、過酸化脂質などに変え、これが毛穴の周囲の細胞を刺激して炎症を起こすというのです。


この活性酸素に効果的なのがビタミンCなんです。

しかし純粋な ビタミンCは不安定で酸化しやすく、肌の中に入りにくいという弱点があります。

より肌に浸透し安定性があるビタミンC誘導体が現在のところニキビ治療に効果的だと言われています。

ビタミンC誘導体の一般的な効能には、過剰な皮脂分泌を抑えることでニキビができにくくなる、活性酸素を消去、ニキビの色素沈着の防止、メラニン色素抑制、コラーゲンの生産能力を向上
(ニキビ跡の凸凹をできにくくする)、毛穴を引き締める、などがあります。

ニキビ治療その2「ケミカルピーリング」

ケミカルピーリングとは酸など皮膚に障害を与える液体を使って、角質や表皮、さらには真皮までをも化学的に溶かして、新しい皮膚の再生を促し、
病変を治療したり、より健康で美しい皮膚を取り戻そうとする方法です。

治療目的によって、使用する薬剤やピールする深さなどが変わります。

・ピーリングの種類

@AHAピーリング

AHA(アルファハイヒドロキシ酸〈俗称フルーツ酸〉)に属する酸(グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸)の溶剤を皮膚に塗ります。この溶剤が皮膚に浸透するのは表皮までで、厚くなった角質を取り除き、新陳代謝を高めます。


ATCAピーリング

TCA(AHAよりも強いトリクロール酢酸)を使ったピーリングです。皮膚の真皮まで浸透するため、塗った瞬間に痛みを伴います。手術に近い行為と考えられます。


Bブルーピーリング

溶剤をブルーに着色して皮膚への浸透度合いを分かりやすくしたものです。AHAよりも強い酸を真皮まで浸透させるため、激しい痛みを伴います。そのため軽い麻酔をして施術し、さらに新しい皮膚が育つまで、1週間は強い日光を避けるなどの注意が必要になります。


これらのピーリングはエステより皮膚科で行いましょう。

溶剤の濃度、頻度、塗布時間など注意すべき点があり、エステでそれら全て把握してるかは疑問だからです。

しかしながら、ピーリングを行っても一時的効果しかないこともあります。

ピーリングした後でもニキビが出たという声も多数あるので、ピーリングは慎重に行いましょう。

ニキビ治療その3「トレチノイン療法」

トレチノイン(レチノイン)とはビタミンAの誘導体で、誰でも血液中にごく微量流れているもので、抗原抗体反応を起こしたり、アレルギー反応を起こすことはありません。

欧米ではニキビ治療の第一選択薬となっていますが、現在日本国内では、販売することができません。

国外からの輸入品を使用するか、病院で作ったものを使用するかのどちらかになります。

しかし、個人差が大きいので、トレチノイン濃度や使用頻度が適正かどうかを判定する為にも、トレチノインによるニキビ治療は病院で行うことをおすすめします。


・トレチノインによるニキビ治療の原理

トレチノインは、皮脂腺を萎縮させ、皮脂腺の機能を低下させるとともに、毛穴に蓋をしている角質(角栓)をはがれやすくすることによって、ニキビ治療します。


ほとんどのニキビは、トレチノイン治療開始後3週間程度で改善しますが、女性の場合、トレチノイン治療にもかかわらず周期的に新しいニキビが見られることがあります。

月経開始前に症状が悪化することがよくあり、難治性ニキビや胸や背中など広範囲にできる場合などは、血液検査やホルモン治療など全身的な治療が必要になる場合もあります。


赤ちゃんを作る予定の人は奇形の恐れがありますので、使用は止めて下さい。

ニキビ治療その4「漢方薬」

漢方薬の基本的な考え方は、人がもっている病気を治す力を高めることです。

病気を直接治すというより、体質や体のバランスを良くし自然の治癒力を引き出すものです。

その人の体質に合わせて服用すべきで、病名や年齢が同じでも別の方に合うとは限りませんし、逆に症状が悪化する場合もあります。

漢方薬といえども医薬品ですので、服用にあたっては専門医の指示を仰ぐようにしましょう。


ニキビ治療で使用される漢方薬

@清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

上半身、ことに顔の熱や炎症をさます作用が期待できます。

A排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)

赤みや腫れを伴った皮膚の化膿症、瘍(よう)、面疔(めんちょう)などに使います。

B当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

色白で冷え症、やせ型で体力のあまりない人に向く処方です。

C桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

生理不順や生理痛、頭痛、めまい、肩こり、のぼせ、足の冷えなどに適応します。また、そのような諸症状をともなう更年期障害にも適します。そのほか、子宮内膜症や筋腫、ニキビやシミ、しもやけ、痔、打ち身、肝臓病などにも用いられます。 ホルモンのバランスを整える効果も期待できます。

D当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)

血行をよくして、体をあたためる作用があります。また、冷えによる痛みをやわらげます。

E十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)

皮膚の赤みやカユミを発散し、腫れや化膿をおさえます。また、そのようになりやすい体質を改善します。

2006.11.27.23:16 | Permalink | Track Backs (0) |